水木しげる先生が語る驚きと感動の不思議旅行! あなたも一緒に妖怪と超常現象の世界へ。この記事では、水木しげる先生が自ら体験した不思議な話22話を収録したエッセイ『水木しげるの不思議旅行』について紹介します。
『水木しげるの不思議旅行』とは、どんな本?
この本は、漫画家・水木しげる先生が自らの体験を交えて綴る不思議な体験22話からなるエッセイです。妖怪や幽霊だけでなく、人間や動物、自然現象など様々なものに関する不思議な話が満載です。
私はこの本を読んで、水木しげる先生の豊かな想像力と幅広い知識に感心しました。また、不思議な話にも常にユーモアや人間味があって、楽しく読めました。特に印象に残った話は、「座敷童が出る宿」、「戦争中の妖怪」、「猫又」、「電気ウナギ」、「火星人」です。
幾つか紹介もしておきます(^^)/
〇座敷童が出るという宿に泊まった話
水木先生が若い頃、友人と一緒に座敷童が出そうな宿を探して泊まった時の話。夜中に何かが起こりそうな雰囲気だったが、結局何も起こらず、むしろ友人が変な夢を見たりした。
戦争中に見た幽霊列車の話
水木先生が戦争中に中国で見た幽霊列車の話。空襲で破壊されたはずの線路から突然現れた列車は、どこから来てどこへ行ったのか。
妖怪と幸運・不運の関係
水木先生が考える妖怪と人間の幸運や不運との関係。人間は努力だけでは運命を変えられないこともあって、その時に妖怪が何らかの影響力を与えている可能性があるという。
感想
この世とあの世を意識して生きているというのは、とても興味深いことだと思いました。
私自身も、この世に起きていることや自分に起きていることを、別の視点で考えることがあります。そうすると、変に達観したり、真剣にヘンテコなことを考えたりする自分が見えてきます。でもそれが面白かったり、自分を許せるようになる気もしてくるのです。
そして水木しげる先生の「話」はオモシロイ。
この本は、死後の世界やら、この世の不思議と向き合いまくった水木先生の生涯が詰まった物語集なのです。しかもww一つ一つのエピソードが面白くて、個性が出まくっています!あと生きてきた時代が閉じ込められているので、めちゃくちゃ面白い!!笑
変な旅館やら戦争体験やら実体験をベースに語られていて、読んでいて飽きませんでした。非常にオモチロかったです!
まとめ
『水木しげるの不思議旅行』は、水木先生自身の体験や考え方が垣間見える貴重なエッセイ集である。妖怪や不思議な現象に興味がある人はもちろん、水木先生のファンや漫画家志望者も読んでみて損はないと思います(^^)/。
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