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【童話系】こんなに残酷だったの!?初版大人もぞっとするグリム童話

エンタメ処方箋
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どうも

管理人のタケサンです(^^)

本日は 本 の紹介です。

本の場合は、

自分のペースで読み進める事が出来ますが

読む習慣の無い人にとっては、

読むだけでも非常に大変な作業になってしまいがち( ;∀;)

そこで!!!

目的別で本を紹介させて頂きますので、

自分の目的にそった本をお持ち帰りください(^^)/



本日はこちら!

※エンタメ処方箋では
この作品を見ればどの様な感情になれそうなのか♪
教訓や学びPOINTを合わせてお届けします。
※ふんだんにネタバレを含みますので、ネタバレ厳禁の方は退散してください!

どんな本?

童話・・・・どんなイメージがありますか?

こんなイメージが強いと思います。

かくいう私もそうでした。


そもそもグリム童話とは、

グリム兄弟がドイツ国内の民話、伝説をかき集めたお話の事をさします。


そして、

本日は紹介するのは初版になります。

なので、全世界で今読まれているグリム童話とは、大筋が同じでも全く違うお話になっているのです(; ・`д・´)


ドイツ国内から集めたお話を、「さすがに・・子どもに聞かせるにはヤバすぎる!!!」って当時思われたもの以外は掲載されたので。

我々が今読んでみると!!!

残酷、性愛、狂気、戦慄する世界観にハッとさせられますよ(∩´∀`)∩ww

なので、

本日は掲載されているお話についてザックリ紹介して、最後にまとめを書こうと思います(∩´∀`)∩

ヘンゼルとグレーテル

大変貧しい父母は、

子どもを山に捨てに行く。


子どもは何とか1回目は戻る事に成功するが・・・

2回目は魔女の家に迷い込んでしまい・・・

兄は牢に囚われ(太らせてから食べるため)、妹はこき使われるのだが・・・

妹は隙を見つけて魔女を火釜に閉じ込め殺してから脱出するのだった。

そして金銀財宝をもって自宅に帰るのだった・・・

トゥルーテおばさん

少女はまだ幼さの残る容姿だが、男女の営みに好奇心旺盛で町中の男と関係を持ってしまう。
その男たちも本気で愛している訳ではないので、陰口を叩き、町中からの噂や誹謗中傷は両親の耳にも届いていた。

いくら注意しても、娘は言う事を聞こうとしない。

口げんかの末、娘は家を飛び出してしまう。

そして・・・

魔女の館にて・・・

魔女に大木に変えられて、火にくべられてしまうのだった。

長靴をはいた猫

不出来な3男は、いっつも劣等感にさいなまれていた。

父が亡くなり、

長男は粉ひき小屋、次男はロバ。

3男には何もなかったので猫。


しかし、その猫は話が出来て、自国の王様の欲しいものを献上し取り入って、3男が活躍できるようなシチュエーションを作り出し、プロデュース。

その後も、魔女の領地を三男の領地かの様に王様に錯覚させ、3男に箔を付けつつ

王女すらも魅了させ、

ただ嘘をそのままにせず、魔女の住む城に単独で潜入。

見事に、トンチを働かせ魔女を殺害。

見事、三男は城と領地を獲得し、王様に『娘を貰ってくれ!』と言わせ、可愛く裕福な王女様と結婚するのでした。

わがままな子ども

自分の息子は残虐な遊びが好きで、盗みや暴力、はたまた、小動物を張り付けにして遊んだり、いたぶって殺した動物を少女に無理やり食わせようとするなど、傍若無人の悪童っぷり。親の注意も全く響かない。

そんな少年は、病気にかかり息を引き取ってしまう。

土葬をしたはずなのに・・・

墓場に行くと少年の手が土から出てきているのである。

何回埋めなおしても、手が出てしまうのであった。

困った村人は大司教に相談し、母親が鞭で叩き続けるようにと助言をするのだった。

母親は何時間もかけて鞭で腕を打ち続けて、やっと少年の腕は土にかえったのだった。

灰かぶり(シンデレラ)

母が死に、悲しみに暮れている中、父が長期出張中の間に

家に父の愛人と娘二人がやってきた。

その日から使用人として働くように言われ、ぼろぼろの恰好から『灰かぶり(シンデレラ)』と罵られる毎日が始まった。

しかしシンデレラは、母の遺言通り『誰かをうらやむことなく、善良に生きるように』と。耐える毎日っだのですが、母の植えたハシバミの木を揺らしながら願い事をすると、不思議と願いが叶うではありませんか。

継母に言われた雑務を鳩に手伝ってもらい、時間を捻出し王子が花嫁を探している舞踏会に出向き、そこで、

王子がシンデレラの虜となり、落ちていった靴の持ち主を国中から探すのでした。

そして、シンデレラは継母に助言として『王女になれば歩く必要などなくなりますね』と。

長女、次女と指や踵を削り落としてけれど・・・靴が血まみれになりバレてしまう。

満を持して最後にシンデレラが出てきて、王女となるのでした。

そして、父が長い仕事から帰ってきて愛人が家に居る事、娘たちが血だらけの事、シンデレラが王女になった事を知る。『なんて事をしたんだ!!ここはあの子を閉じ込めておく必要があったんだ!!あの邪眼が外にでてしまったら!!!どうなってしまうか!!』

その頃、シンデレラは結婚式の途中、参列している長女、次女を見ながら母の言葉を思い出していた≪かわいそうに・・善良な市民でないと、神様から天罰をうけてしまうのに・・彼女たちは善良じゃないから心配だわ≫そう思いながら見つめた後、二人を通り越すと。

二人はお互いの両眼をくり抜きあい悲鳴があたりを包み込んだ。

そして、シンデレラは思うのだった。

別に王子の事は好きでも嫌いでもない。ただ、姉たちが自慢するから羨ましかったのだ。それに、あの家は出たかったから良かった。

これからも善良な市民で居よう誓うのであった。

千匹皮

愛する王女を失って絶望している王様は何年も悲しみに暮れた。

しかし、新しい王妃を迎えられるようにと、周囲の圧もあったので仕方なく・・無理難題に近い設定を課し来る人来る人を断り続けていた。

とある日、数年ぶりに娘に会うと、王妃に瓜二つの美少女に育っているではないか。

そして結婚を取り決めるのだった。

が!娘は困惑して結婚を取りやめてもらうため、無理難題をいうのだった。

千匹の動物の毛皮を使った服を作るようにと。(しかし、王室育ちで世間を知らなかったため、比較的簡単なオーダーですぐ出来てしまった)

なので、城を抜け出したのだった。

ただ、すぐ見つかり・・・名前を偽り孤児として城の給仕係としてこき使われるのだった。

そして、

給仕長に頼みながら舞踏会に参加するのだった(給仕長は夢でひどい目にあったので、孤児に優しくしよっとて思っていた)。

自分の勝手の知れた城なので、元々着ていた自分の服を着て王様に会う事を繰り返すのだった。

王様も興味津々で問いかける日々。

最後は、心では嫌だと思っている?のだが、

王様のプロポーズを受け結婚し、子どもを授かるのだった。

赤ずきん

少女は天真爛漫に育ち、徐々に成長するにあたって大人びた魅力も本人も知らない内に育んでいたのだった。お婆様は孫の少女が大好きだったので、ねだられるままに≪赤ずきん≫を作ってあげた。

そして、後日、お婆様の体調が悪いとのことで、母親に頼まれて差し入れを初めて一人で運ぶことに。

道中、狼に会い。狼は感じの良い挨拶をしてから、お婆様の家を聞き出し、周囲の花でも見たらどうだい?と教えてくれた。(私の話よりお婆様の家の話ばっかり!)

少女は周囲の花に夢中になってからお婆様の家に向かうのだった。

そして、

お婆さんを平らげた狼は、言葉巧みに少女に指示を出し下着姿にさせた。
狼は美食家で美味しそうな≪赤ずきん≫を最後に食べようと思っていたのだった。そして、≪赤ずきん≫は今までひどい目にあったことが無かったので、おかしいな~と思いつつ指示に従った。そして、異臭がするけど、なんか快い感じのするベッドに入った。

そして丸呑みするのだった。

そこに、たまたま通りがかった狩人が狼の腹を裂いて助けてくれ二人は助かった。

≪赤ずきん≫は涙が止まらなかった。狼さんは私が嫌いだから食べたの?それとも、好きだから食べたの?

お婆様は『怖かったね~。次からは言うことをしっかり聞くんだよ。じゃないと、又同じ目にあってしまうよ』と。

ガチョウ番の娘

年老いた王妃が居た。

今後を思うと年頃の姫に素敵な相手を見つけてあげたい。

そんな事を思っていたら、トントン拍子に縁談が進んだ。

しかし、
かなり遠方なため頻繁に会うことは出来なくなる。ただ娘の幸せを願い送り出す事にして、旅のお供として話が出来る馬、付き人、王妃の血を付けた子布を持たせた。姫は自分と暮らしたいと言ったが、今後の幸せの為よ。と送り出したのだった。

道中、付き人の態度が一変し、言うことを聞かず、自分が姫として結婚するという始末。

道中、付き人の態度が一変し、言うことを聞かず、自分が姫として結婚するという始末。その度に胸元の子布が『情けない。王妃が知ったらどれだけ悲しむか・・』と話すのだった。

付き人も、王妃を尊敬していたが、口が重く何を考えているか分からない姫が嫌いだったのだ。

到着後、姫として迎えられた付き人と、ガチョウの番として迎えられた姫。

付き人は話をする馬を殺し首を壁に掲げたのだった。

姫はたいそう悲しみ、毎日会いに行って話をした。

素行の悪い姫と、壁に飾られた馬の頭と話をしているガチョウ番の話を聞いた王様は、ガチョウ番に話を聞きに行くことに。

しかし・・・姫は決して話さない。『青空で誓ったので話すことは出来ません』と。

なので、姫に独り言を促し、真相を知るのだった。

そして、王子、王様は姫にしたことを名前は出さずに話し、

どんな刑が良いと思う?と元付き人に話した。

付き人だった女は喜々として刑を言ったまんまの刑を喰らうことになったのだった。

後日、姫は母の子布は『そんな酷い人の言いなりになってると知ったら悲しい』って意味だったのだと悟る。いまでは、王子に憎まれ口も叩けるようになった。

ふふふ今でも、馬に引きずられて飛び跳ねる付き人の入った樽の音が思い出せる。愉快な音だったな~

兄と妹

貧しい家庭の兄と妹は、母が死んで、新しく来た継母に虐げられる毎日。父も助けてくれない。邪魔なんだ。と、家を出ていく事にした。売れれそうだったのもある。

そして、二人は深い山奥に入っていった。

数年して、兄は漁師になってたまに町に獲物を売りに行き、妹は質素な小屋を守った。妹は美人に育った。兄は見せびらかしたくて町に誘う事もあったが、妹は今の生活に満足していたので断っていた。

二人は粗末な小さな小屋で出ており、妹は小さい頃のまま、安心出来る兄にすり寄ってくる。

兄は、距離を放そうとするが、益々くっついてくる。

衝動的に兄は、妹を抱きしめて。妹は驚いて身をこわばらせたが、大好きな兄だからと足を開いて受け入れた。

翌日、憔悴しきって自分の行動を反省している兄。

妹は、『家から出た時、水を飲んだでしょう。あれは継母の呪いだったのよ。だから、ノロジカになってしまったんだわ。』おう言うと、兄はノロジカに変わっていた。

幸せだったのに・・・楽しかったのにと妹は泣いた。・

山に入り、ノロジカに餌をあげる。すり寄ってくるノロジカ。幸せだけれど、人間の兄が良い。

すると、道に迷った王子が現れた。

王子は山から出れる様にと、道案内を頼んできた。

妹は『ノロジカを一緒に城に連れて行ってくれるなら』と。

そして、城にノロジカを連れて入り、

妹は第一王女として迎えられ子どもも授かった。

そして、

姫になった事を知った継母と娘が姫が寝ている間にナイフを突き立てて殺そうとしたら、

たちまち娘と、姫が消えた。

そして、

真相がわからず困惑した継母は城に潜んでいた。姫は夜だけ息子、ノロジカに会いに来ることが出来る。

姫と思わしき人物はベッドから出れず昏睡状態で、心配した王子や、乳母が上記の真実にたどり着いのだった。

そして、魔女として継母は火あぶり(姫が魔女だと言っているが)。娘は山に追放。

ノロジカの呪いも解けて、妹の今を祝福した。

そして、しばらくして王子は狩り中に亡くなってしまった。

だが、息子、兄の助けを借りて王妃として立ち直ったのだった。

感想

◎血の通った物語

グリム兄弟がドイツ国内から集めたお話。

で、

各地方で話されるお話には意味がある!

語り継がれているのは、地方ごとの知恵や教訓を後世に語り継いでもらって、知恵を授ける側面もあるそうで、そういった点では、当時、まさに各地方の知恵や、教訓を詰め込んだお話なので、

かなり血の通った話が多い!!!

さらに、

今の我々でも分かるし普遍的でもある人間関係や行動指針を正す感じも最高に面白いですね(; ・`д・´)

なので、

1作1作に解釈が産まれるので、本当に面白かったです!

◎宝箱でありタイムカプセル

過去の価値観をまとわせて、自分の家族や身近の人の為に語られる物語なので、当時のその場所での思想や文化、情景や、価値観が生き生きと詰まっているのでオモシロイ!!!。


しかも、

世界中で親しまれているグリム童話なので、時代時代で価値観や思想の変化が起こるたびに、物語が変化していくのがオモシロイ!!!

その時代ごとの尺度が、ひとつの作品形態で巻き起こってる最高に感慨深いですね(; ・`д・´)

なので、初版の形を知って置くことで、どんな形態変化が起きたかを知れるので、めっちゃオモシロイ体験ができたな~と思いました~(; ・`д・´)

◎ダイレクトな表現と、心理描写がえぐい

グリム童話の初版は商業向けではなく、教訓を伝えるに全振りしてるので、ダイレクトな表現が多く、しかも、商業向けの万人に分かる表現でもないため心理描写に力が入ってるので、本当にオモシロイですよ(∩´∀`)∩www

玄人好みの映画って感じです!ww

さいごに

さて、今から友人に週刊少年ジャンプを貰いに行ってきます(∩´∀`)∩

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